アンコール遺跡>アンコール・トムの勝利の門

アンコール・トムの東門は二つあり、死者の門と勝利の門と呼ばれています。戦いに勝利した戦士たちが凱旋した時に通ったのが勝利の門、と呼ばれているそうです。場所的には王宮の真正面にあたります。ちなみに死者の門はバイヨンの真正面にあたっていますが、死者の門の方へは未舗装道路しかありません。

勝利の門の上には、アンコール・トムの他の門と同様、東西南北の四面に観世音菩薩の大きな顔の彫刻があります。下の写真を見るだけでは、人気が少ないだけで他の門と何の変わりもない、と思われるかもしれません。

アンコール・トムの勝利の門

ではこちらの写真はどうでしょうか。単なる観世音菩薩の顔のアップ、と思われるかもしれませんが、手前に道路がないのがわかると思います。実は、上の写真の右下に見える石の段を登って、門の右上の壁の上から撮影したものです。

アンコール・トム、勝利の門の観世音菩薩

勝利の門の右上に登って写真が撮影できる、なんていうことは、他の人は知らないようで、他には誰もいませんでした。実はこの撮影ポイント、宿泊したシェムリアップ のお勧めホテル Pavillon d' Orient の無料トゥクトゥクの運転手さんに教えてもらいました。

アンコール遺跡ツアー

シュムリアップ発のアンコールワット、バイヨン、タプロムなどを周るツアーは数多くあります。主に英語のツアーだと思いますが、自分で周るよりも効率よく、またガイドさんの案内があると、アンコールワット周辺の遺跡への理解も進み、お勧めです。

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