クロル・コー遺跡は人が比較的多く訪れているニャック・ポアン遺跡のすぐ近くにありますが、ほとんど誰も訪れない小規模な遺跡です。地球の歩き方に紹介が書いてなかったら、行くことはなかったことでしょう。
クロル・コーはジャヤヴァルマン7世の頃、12世紀後半から13世紀初頭に作られたとされるヒンドゥー教遺跡です。時代が比較的新しいのに、仏教遺跡ではなくヒンドゥー教遺跡なんですね。
クロル・コーの寺院は傷みが激しく、あまり見る価値はありません。トゥクトゥクの運転手さんに「クロル・コーへ」と言ったら、怪訝な顔をされました。

唯一見るべきものとしては、インド神話の中で、クリシュナ神が雷神インドラから牛飼いと牛を守るために、ゴーヴァルダナ山を片手で持ちあげている破風のレリーフでしょうか。解説は受け売りですけど。

アンコール遺跡ツアー
シュムリアップ発のアンコールワット、バイヨン、タプロムなどを周るツアーは数多くあります。主に英語のツアーだと思いますが、自分で周るよりも効率よく、またガイドさんの案内があると、アンコールワット周辺の遺跡への理解も進み、お勧めです。