アンコール遺跡>バプーオン遺跡

バプーオンは「隠し子」という意味だそうです。バプーオンはウダヤディティヤヴァルマン2世の頃、11世紀中ごろに作られたヒンドゥー教シバ派の寺院です。近くにある仏教寺院のバイヨンより先にできたわけですね。かつてはバイヨンよりも高かったと言われています。

バプーオンは3層からなるピラミッド型の寺院ですが、バプーオンで目を引くのは、何と言っても池の中央を通る参道、空中参道です。この池と参道があるために、比較的単調なピラミッド型寺院が非常に優美に見えます。

バプーオンの空中回廊

寺院への登りは急な階段で、12歳未満の子どもなどは入場が禁止されています。危険防止のためでしょうか。バイヨンから猛暑の中をここまで歩き、さらにバプーオンの階段を登るのは、いずれにしろかなりきついです。ピラミッド型の寺院の建造物は、とっくに変哲もなく、一見すると特に見どころもないです

バプーオン寺院のピラミッド

バプーオンのピラミッドの上からの眺めはなかなかです。特に歩いてきた空中回廊が美しく見えます。

バプーオンからの眺め

バプーオンから戻るには、遺跡の裏手へ一度回らなければなりません。歩く距離がその分多くなり、ますます体力的にはきつくなります。

しかし、遺跡を裏側から眺めると…何ということでしょう。遺跡の裏側には大きな涅槃仏のレリーフが見て取れるではありませんか。かなり崩壊していたものが修理されたらしいですが、完全というわけにはいきませんね。なお、この涅槃仏は14世紀以降にパブーオンが後世に仏教寺院へと改築された時のものだそうです。

バプーオンの寝釈迦像
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