プリア・コー遺跡は、アンコール遺跡中最古のもので、インドラヴァルマン一世の時代、879年創建とされています。プリア・コーの意味は「聖なる牛」で、この寺院にシバ神の乗り物の聖なる牛ナンディンの彫像があることにちなみます。実際の寺院の名前はシバ神を意味する「パラメシュヴァラ」だそうです。
中央に6基の祠堂が残る以外は、保存状態は良くありません。

下の写真が聖牛ナンディン。何頭かありますが、どれも摩耗が激しいです。

レンガ部分は損傷が激しいですが、砂岩でできたレリーフは比較的良く残っています。

プリア・コーにある碑文。古代クメール語に、サンスクリットの単語等も混じっているそうです。

アンコール遺跡ツアー
シュムリアップ発のアンコールワット、バイヨン、タプロムなどを周るツアーは数多くあります。主に英語のツアーだと思いますが、自分で周るよりも効率よく、またガイドさんの案内があると、アンコールワット周辺の遺跡への理解も進み、お勧めです。