アンコール遺跡>ピミアナカス遺跡
アンコール・トム王宮への塔門

ピミアナカス遺跡は旧王宮の敷地内に建つヒンドゥー教の寺院です。スールヤヴァルマン1世の頃、11世紀初頭に作られました。ピミアナカスの意味は「天上の宮殿」だそうです。

右写真は王宮の敷地へ入るための正門である、東塔門です。敷地内にはピミアナカスを始め、小さな施設や男池、女池と呼ばれる池などが残されています。ちなみに王宮自体は木造であったために、散在する瓦などの他にはほとんど何も残っていません。

ピミアナカスが王宮の敷地内に建てられた当初は、王族が儀式を行う場所として使われていたようです。他の人は近付くことを許されていませんでした。王宮の敷地内ですから当たり前と言えば当たり前ですが。

ピミアナカスはピラミッド式の小規模な寺院で、急な階段が付いています。ピラミッドは須弥山の象徴とされています。ラテライトの基壇が三層積み上げられています。中央塔のある最上段の基壇上にまで登ることができます。しかし、高さもあまりないので、近くのバプーオンほどの眺めは得られないでしょう。

ピミアナカスはアンコール・トムの中にありますから訪れる人がそこそこいますが、歴史上の重要性はさておき、急いでいるならはしょってしまっても良い遺跡ですね。遺物としてはあまり見るべきものがない印象です。

ピミアナカス
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