プリア・ピトゥ遺跡は、アンコール・トムの中央部、象のテラスやライ王のテラスと、駐車場を挟んだ反対側の片隅にある小さな遺跡です。5つの神殿と2つのテラスを持つ仏教寺院です。この寺院にはほとんど訪れる人もなく、トリップ・アドバイザーのアンコール・トムの項にも全く説明がありません。
ところが、駐車場や売店の呼び子たちの喧騒を超えて、この一角に足を踏み入れると、そこは別世界。観光客もほとんどいない、落ち着いた雰囲気が広がっています。現地の子どもたちが石畳のテラスの上で何かをしていました。

「地球の歩き方」に美しいナーガの像がある、と書いてあったのですが、見つけたものは下の写真。この時ガイドブックを持っていなかったので気が付きませんでしたが、実はこの左側にもう一つテラスがあり、その奥に美しいナーガがあったのでした。残念。見逃してしまいました。

アンコール遺跡ツアー
シュムリアップ発のアンコールワット、バイヨン、タプロムなどを周るツアーは数多くあります。主に英語のツアーだと思いますが、自分で周るよりも効率よく、またガイドさんの案内があると、アンコールワット周辺の遺跡への理解も進み、お勧めです。